目よ、欲に眩め

きょうも自意識とタイマン

帰京の日

新大阪から東京へ向かう新幹線でこれを書いている。まもなく京都に着く。

 

大阪で1年住んで、また明日からは東京生活。長いような短いような1年でした。

東京以外に住むのがはじめてで、いろんなことが新鮮で、ドキドキしたり心細かったり寂しかったりもしたけれど、いやーーー、行ってよかった関西。

以下、つらつらと関西で1年住んでみた感想です。

 

●新幹線移動でテンションが上がらなくなってしまった

これはうちの業種ならでは、ということもあるかもしれませんが、まわりの同僚たちもめちゃくちゃ新幹線で東京⇄大阪間を行き来して、

新大阪から東京への2時間半が「長めの通勤」的なテンションになってくるのが不思議でした。

東京在住のころは京都とか大阪行くってなると仕事でも特別!って感じでテンション上がっていたのに…………。

タレントさんの撮影や収録となると東京での実施が多いので、必要に駆られていく用事が多くて、なんか……変わっちまったなぁ…………

あと、名古屋と大阪って近いんだな〜と思うことが何度かあった。(結局名古屋は行けずじまいでしたが)

 

●たくさん歩いた

大阪のことは個人的に「新宿と渋谷だけになった東京」だと思っているのですが(梅田→新宿、なんば→渋谷)

※ディスではなく距離と繁華街のデカさん的に…!

実際大阪のキタミナミ間は5キロくらい、しかも道が碁盤の目状なので迷いづらい、坂もないので歩きやすい、ということで日々たくさん歩いて出かけて楽しかった!

同僚たちも結構みんな徒歩圏内に住んでるので、休日も平日もえっちらおっちら歩いて遊びに行ったり。終電気にせずゴロゴロさせてもらったり。

あと私の家は比較的心斎橋に出やすかったので、休みの日はあの果てしないアーケードを歩いて意味もなく道頓堀のほうに行ってみたりもしました。何度か。

色んなところにアーケードがあるというのも、大阪の特色かな…?心斎橋筋天神橋筋、どこも活気があって楽しくて、目的もなく歩くのが好きでした。

 

●安くてうまい店

コロナ禍もあり、最後の方はあまり外食できなかったですが、大阪の店は安い!気がする!

大阪は安くて美味しいことが一番偉くて、安くてまずいのがその次に偉くて、高くて美味しいのはその次…みたいなイメージ。たった1年の感想ですが。

(東京では高くて美味しいが一番偉いイメージ)

 

●ベース、みんなおしゃべり

私自身受動的おしゃべりなので(話しかけられたらペラペラしゃべる)大阪の皆さんのおしゃべりさが心地良かったです。みんな声でかいし。

中にはシャイな人もいるけど、それでも、東京に比べたら全然しゃべる印象。一見ニヒルな人もよう喋る。

必要なことだけ喋ればいい、ということではない、半ば呼吸にも近いようなおしゃべり。好きです。

 

●粉もんがうめぇ

たこ焼きがうますぎて、ハマってしまった。もともとアツアツな食べ物が好きなので、本場の味を前にひとたまりもなかった。

お好み焼きもうめえぇ〜〜。山芋ふわふわのお好み焼き食べてると幸せになる。そして口を火傷する。

東京で大阪っぽいたこ焼き食べられるお店ってどこにあるのかな?銀だこも好きなんだけど、関西の人に言わせると「あれは揚げ焼き」だそうで、ダシのトロトロ感を楽しめるたこ焼き屋さんを東京でも見つけたい…………。

 

●新しい人間関係

これは大阪の土地の性質には関係ないのですが、友人関係がほぼゼロベースになったので、遊びたい時に遊びに行ける人がいなくてそれなりにさみしかった。。。

仕事で約束のドタキャンが相次ぎ、遊びの予定が立てられずにプールやスーパー銭湯で孤独にぱちゃぱちゃしていた社会人1年目を思い出した。

でも!ぷらっと旅行に行ってくれる先輩後輩、うちに泊まりにきて4時まで遊んでくれる取引先さん、スナックで4時まで遊んでくれる競合他社の友たちなどなど、濃いぃ皆さんに優しくしてもらえて嬉しかったな。

 

●総じて

大阪を好きになった!とても!

もう一部屋借りて、二拠点生活したいぐらいじゃ(強欲)

京都に東京のノリでいう横浜的な感じで遊びに行けるのもよかった。京阪乗って小一時間。

実際、東京に戻って仕事できるのは嬉しくて、でも大阪の皆さんのあったかさを思うと寂しくて、アンビバレンツな気持ちです。

ふぁーーー。

名古屋も通過して、次は横浜。ファイアパンチ読み返して、今夜は実家に泊まります。

明日からは改めて東京生活。木曜までに全部片付けられますように!!!!!