日記 29〜フランス編〜
フランスはカンヌに行っていた一週間の日記。
カンヌといえばカンヌ映画祭ですが、その後ろにカンヌクリエーティビティーフェスティバル(通称カンヌ広告祭)なるものがございまして、それの勉強兼旅行が目的でした。
完全自腹なのですが、日本人がいぱーい居て、もてなしてくれるので実質無料と言っても過言ではない。
以下、遊びまくりの旅行記。
17日(月)
ドバイに深夜2時到着。8時のトランジットまで待機。
暇に耐えかねてビールとケバブをキメる。うめぇ。
午後2時にニース着。そこからシャトルバスでカンヌへ。この時期は広告祭があるからなのか、直行バスが出ている。
バスのチケット買うとき、年齢を聞かれて(22歳以下だと安くなる)おぼつかない英語で答えたら窓口の人が「ヒェッ…………」と息を飲んでいて面白かったし嬉しかった。まだまだ赤ちゃんに見えるということだろうと受け取った。赤ちゃんだ、俺は。
ホテルというかエアビー的な部屋にチェックインし、夜はニースに戻って日本人シェフのフランス料理店へ。今見ると写真が下手すぎるうえになぜか関係ないキャプチャが上がってしまってるのだが、感動の味だった。
そのままプロダクションさんがゲストハウス的なところを解放してやっている飲み会に合流、ロゼワイン飲んで、今会いたい人は岸田外務大臣というような話をしゃべりたおして部屋に帰った。
帰る頃は深夜2時を過ぎていたのでどこのスーパーもやっておらず、パニーニのスタンドで翌朝の朝ごはんを調達した。コンビニがないと風情があるけど不便ですな。
18日(火)
パニーニ食って広告祭会場へごー。ホテルが市街地にあったので歩けるのがありがたかった。
こんな感じで、カンヌはこの時期基本的にバチコリ天気がいい。気候もやばいくらい良い。日が落ちるのも遅く、暗くなるのは大体21時くらい。
広告祭自体はマジで日本のエージェンシーが取りづらいし、(そもそも私は国内の賞も全然取ってないわけですが)、英語もわかるようなわからんようなという感じなのだけど、この気候と海があまりにもよすぎる。だから俺は行く。ここだから来たがる人も多い気がする。マジで気候最高なんだもの。
お昼はオープンテラスで生牡蠣をむさぼる…
夜も….
以下、エンドレス。
ちなみにどうやってこんなマーベラスなご飯にありついているかというと、決して前々から約束してるわけではなく、ほぼ神待ちで、とにかくウロウロしている。特にわたしのような単独参加勢はウロウロするに尽きる。
そして「よかったらご飯行きませんか?」と言ってくれる拾う神を待つという作戦だ。なにを得意げに言っとるんだ。
19日(水)
朝、日本から持ってきたそうめんを茹でる。
忘れずにめんつゆを持ってきたところまではよかったのだが、お箸を忘れてフォークで食べることに。
食器がフォークなだけで感じ方変わるもんやなぁ。
そうめんすすって会場ちょろちょろした後、同じ局の先輩方とご飯食べ、そのあとビーチハウスへ。
ビーチハウスがなにかはよくわかっていないが、とりあえずビーチで、セミナー聴きながらお酒が飲める素晴らしい場所。
夜は授賞式を見て、若手の皆さんとご飯。ギリギリアンダー三十ということで誘っていただきました。
自分ではまだまだヤングなつもりなんだけど、まぁーもうーわりと大人になってきててビビる。
年次重ねるごとに自由になってる気もするし、不自由になってる気もして、ビビるよな〜ほんと。日々が楽しすぎてあんまり振り返らないもんだから、時々ドドドーッと月日を感じる。
せめて老害にならないように行きていきたいものです………
つづく…(つづくのか…?)