ニアリーイコール
三連休で、北海道旅行してまいりました。
大自然というよりも、都会をウロチョロして酒を飲む、俗〜な旅with家族
飛行機乗るのと、函館→札幌→小樽と列車移動が多かったので、
ボーイズラブ小説買って読んでたのですが、
これがまたよくってですね。。。。ズビズビ。
- 作者: 凪良ゆう,二宮悦巳
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2015/08/10
- メディア: 文庫
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「おやすみなさい、また明日」の凪良ゆう先生作。
あとがきにもあったように、心の中で起こる小さな変化、見方をかえれば大事件なことを、ていねいに、ていねいに掬い上げている傑作です。
似たところで言うと、吉田ゆうこ先生の「HEARTY」にも大感動したのですが、
心に小さな傷を抱えた、すこしいびつな人たちが不器用に触れあう恋愛ものが
、
大ッッッッッッすきなんすよ……………。
極論、ひとなんてひとりでも生きていける。
なのに、ひとは誰かといたがる。
子孫繁栄とかそういう枠から外れるからこそ、そういう人恋しさの正体が更にビビッドに感じられて、
ボーイズラブはやっぱりとてもいいものだな。
そんなこんな、ニアリーイコールはお話の構成ももちろんですが、セリフやシーンの書き方が超絶最高です。
その人がどういう人で、その時相対している人をどんなふうに想っているかというのは、
言葉や態度に出るよなあと思っていて。
そういう意味で、想い合うふたりの会話がとっても尊くて……尊くて……………泣く………………
いや、ほんと、BL読んでなにを言ってるんだ感かもしれませんが、
どういうコミュニティであっても、誰かを好きになって、付き合う、愛とは非常に素晴らしいことだなと思った。のと、
私も誰かに自然に幸せをあげられて、自分もそれで幸せになれる、愛情深い人になりたいと思った。のと、
ああいう血が通った温かな言葉を書ける人に、職業柄文章を書くこともあるので、なりたいなと思ったのでした。
物語のなかで、心の感じるところに柔らかく触ってくる、というような描写があるのですが、
その描写自体がもう心の感じるところに柔らかく触ってくるねん!!!!!!!!!!!!
涙がぽとぽとと。
なんでしょーね。男女の恋愛ものとか本当に苦手でぜんぜん読みたくないのですが。
自己投影の距離がちょうどいいのかなぁボーイズラブ…。
こんな風に名作に出会って心うたれると、足を洗う機会をどんどんなくしてしまう!
でもそれもまたよし。幸せな沼におります。
ゆびおりかぞえる
読書の秋!
すきなBLの発売日を認識すると、
毎日の張り合いが違うのです。
ゆびおりかぞえて、好きなものの到来を待つ。
商業腐女子はぜいたくやなあ
オレじゃないよ詐欺
日曜、実家にオレオレ詐欺の電話がかかってきたらしく。
『もしもし、俺、マサシだけど。』
マサシ=父=一昨年没
母「え?どこのマサシ???」
そこで電話切れたそうです。
それを聞いたわたしと妹
「もーーーー死んどるがなwwwwwwwww」
父が死んでもうすぐ2年。だいぶ振り切れてきましたね………うん………ね!!!!
てゆーかすごいことに気がついてしまった。もしかして今年の命日、夏コミとかぶってる?
めっちゃ仕事あるしめっちゃ買い物するしめっちゃ差し入れもいくわ…………
ごめんねマサシ……………
そういえば、父が闘病してたころに色々有って借りた部屋も、
2年すんだので更新せず引っ越すことにしました。
隣駅に。笑
下町がスキーである。
妹とごはん作った話
先週は一週間遅れの母の日とゆーことで、クックパッドみてごはん作ったでございますよ。
ほっとくとBLのことばかりかいておるので、たまには日常についてなど。
🌸つくったもの。
誕生日ケーキは野菜たっぷりテリーヌ by ゆしゅな
とろとろ牛スネ肉のビーフシチュー by とももん1028
肉料理の付け合わせに!アリゴ by 新橋のモグラ
枝豆とペコリーノ、生ハムの前菜 by 神戸いたりあ屋
☺水煮缶で♪簡単♪鯖のリエット(パテ)☺ by hirokoh
ペコリーノチーズは母のリクエストだったので、
妹に亀戸のアトレまで車出してもらって捕獲。
塩味のつよい、かためなチーズ。
そのほか具材。これは近所で。
手持ちのフードプロセッサーでテリーヌの具材まぜまぜ。
からのつめつめ。
豪快。
オーブンで50分焼くだけで、なかなか普通にテリーヌぽい!
んわーい
スネ肉の赤ワイン煮とアリゴも
3時間くらい煮るだけでとろっとろに
全景はこんなかんじであります
つくってる絵が地味すぎて撮ってないですが、
あと鯖の水煮でつくるリエットがやたらめったら美味しくて感動でした。
原価100円とか!おすすめ!
母も喜んでおり、たまには料理とかするもんだなと思った日記。
元気に生きてます。